FP2級の受検資格:3級を飛ばして2級から受けられるか(4つの道と確かめ方)
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先に結論
- 2級の受検資格は4つあり、どれか1つを満たせば受けられます:3級の合格/FP業務の実務経験が2年以上/AFP認定研修の修了/金融渉外技能審査3級(旧審査試験)の合格
- 3級を飛ばして2級から受ける道は、実務経験が2年以上あるときか、AFP認定研修を修了したときです
- 実務経験は自己申告です。自分の仕事が当たるかは自分で判断し、協会も個別には答えられないとされています
- 金融や保険などの仕事をしていない会社員は、3級に合格してから2級へ進むのが、条件を確かめやすい道です(当サイトの整理)
FP(ファイナンシャル・プランニング技能検定)の3級は、だれでも受けられます。一方で2級には受検資格があり、条件を満たしていないと申し込めません。
「仕事で2級が要るので、3級を飛ばして2級から受けたい」という会社員の方に向けて、この記事では日本FP協会の試験要綱と案内で確かめた内容だけで、2級の受検資格と、自分がどれに当たるかの確かめ方を並べました。
内容は 2026年10月29日に、日本FP協会の試験要綱(2026年7月1日の版)と案内のページで確かめたものです。申し込む前に、受ける団体の公式の案内で最新の内容を確かめてください。
2級の受検資格は4つ(日本FP協会の試験要綱)
日本FP協会の試験要綱(2026年7月1日)では、2級の受検資格は次のどれか1つ以上を満たすことです。申し込むときに、どの受検資格に当たるかを選び、番号などを入力します。
| 受検資格 | 申し込むときに入れるもの(試験要綱の記載) | 3級を飛ばせるか |
|---|---|---|
| 3級FP技能検定の合格者 | 3級の合格番号 | ―(3級に合格している) |
| FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者 | 勤め先の名前と、経験の年月 | 飛ばせる |
| 日本FP協会が認定するAFP認定研修の修了者 | 受講者番号(時期によっては修了証明書の画像も) | 飛ばせる |
| 金融渉外技能審査3級(旧審査試験)の合格者 | 日本FP協会へ問い合わせる | 飛ばせる |
(日本FP協会の試験要綱をもとに当サイトで表にしたもの。「3級を飛ばせるか」の列は当サイトの整理)
2級の試験は、日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)の2つの団体が行っています。きんざいの受検資格のページでも、2級の受検資格は同じ4つ(3級の合格・2年以上の実務経験・AFP認定研修の修了・金融渉外技能審査3級の合格)が並んでいます。きんざいのページには、AFP認定研修の修了日は受検申請の受付の最終日までの日付に限ること、金融渉外技能審査3級の合格者は前もってきんざいに電話で問い合わせることも書かれています。
道1:3級に合格してから2級へ
いちばん確かめやすい道です。3級の受検資格は「FP業務に従事している者または従事しようとしている者」で、仕事の条件は問われません。
- 3級に合格すると合格番号がもらえ、2級の申込みのときに入力します。
- 3級と2級はどちらもCBT方式です。3級の受け方・受検手数料・休止期間は、FP3級・2級のCBT試験の受け方にまとめています。
道2:FP業務の実務経験が2年以上
日本FP協会の「実務経験について」のページでは、資産の設計・運用・管理や、それに関わる相談の業務などに、通算で2年以上、業務として携わっていることが要るとされています。
当たる業務の例(日本FP協会のページに並ぶもの)
- 証券会社・保険会社・銀行・クレジット会社などの金融機関に勤めている
- 保険会社の代理店で働いている
- 会計事務所の職員
- 不動産会社・建設会社などで、土地や建物の取引・建築・相談の業務をしている
- 一般の会社や官公庁で、福利厚生・金融・財務・経理を担当している
ほかにも例が並んでいます。自分の業務が近いかを、ページの一覧で確かめてください。
数え方と気をつけること
- 2年は通算で数えます。いくつかの会社での経験を足してかまいません。ページの例では、1年6か月と1年10か月を足して3年4か月としています。
- 補助の業務も含めて数えるとされています。
- 趣味など、個人で取り組んだことは含みません。
- 実務経験は自己申告です。当たるかどうかは自分で判断します。試験要綱には、自分の業務が当たるかを協会でも答えられないと書かれています。
- うそや不正が分かったときは、試験を止めたり、合格を取り消したりすることがあるとされています。
経理や総務の仕事をしている会社員は、この道に当たるかを一度確かめる価値があります。ただし、判断に迷うときは、3級から受けるほうが申込みで迷わずに済みます(当サイトの整理)。
道3:AFP認定研修を修了する
AFP認定研修は、日本FP協会が認定した教育機関(資格学校など)で開かれている研修です。日本FP協会の案内では、修了すると2級の受検資格が得られるとされています。
| 項目 | 日本FP協会の案内の記載 |
|---|---|
| 学ぶこと | 倫理・コンプライアンスと、ライフプラン・金融・保険など6つの分野 |
| 形 | 通信の研修が中心。教材や添削の回数は開いている教育機関で違う |
| 期間 | おおよそ1〜6か月。原則として受講を始めてから1年以内に修了する |
| 修了の仕上げ | 課題にもとづく「提案書(ライフプランを実現するための計画書)」を作る |
| 費用 | 案内のページには書かれていない。開いている教育機関に確かめる |
AFP認定研修には、もう1つの意味があります。日本FP協会の「FPの資格と検定の種類」では、AFP(日本FP協会が認定する資格。国家検定ではない)を取るには、AFP認定研修の修了と2級の合格の両方が要るとされています。研修は2級を受ける前に修了してもよいとされています。
- 2級の受検資格を得る
- のちにAFPを取りたい場合の要件の1つを先に満たす
この2つを一度に済ませたい人には、研修から始める順番もあります。研修の費用や期間は教育機関ごとに違うので、申し込む前に各機関の案内で確かめてください。
道4:金融渉外技能審査3級(旧審査試験)の合格者
試験要綱では、この受検資格で申し込む人は、日本FP協会に問い合わせるよう書かれています。合格を証明する書類は、金融財政事情研究会に問い合わせるよう案内されています。旧審査試験がどの試験を指すかは試験要綱に説明がないので、自分が当てはまるかもしれない人は日本FP協会に問い合わせてください。
どの道を選ぶか(当サイトの整理)
| 自分の状況 | 考えやすい道 | 理由 |
|---|---|---|
| 金融・保険・不動産・経理などの仕事を2年以上している | 道2(実務経験) | 3級を受けずに2級から申し込める。当たるかは自分で判断する |
| FPの仕事をしていない会社員で、費用を抑えたい | 道1(3級から) | 3級は学科と実技で8,000円(日本FP協会・非課税)。条件で迷わない |
| 将来AFPも取りたい | 道3(AFP認定研修) | 2級の受検資格と、AFPの要件の1つを一度に満たせる。研修の費用は機関ごとに違う |
2級の試験そのもの(日本FP協会)
受検資格を満たしたあとの試験の中身です(日本FP協会の試験要綱)。
| 試験 | 時間 | 問題数 | 合格基準 | 受検手数料(非課税) |
|---|---|---|---|---|
| 学科 | 120分 | 60問 | 60点満点で36点以上 | 5,700円 |
| 実技(資産設計提案業務) | 90分 | 40問 | 100点満点で60点以上 | 6,000円 |
| 学科と実技の両方 | ― | ― | ― | 11,700円 |
- 学科と実技は別々に合格できます。一部に合格した人は、合格した試験の日の翌々年度の末まで、その試験を免除できるとされています。
- きんざいの2級の実技は、個人資産相談業務・中小事業主資産相談業務・生保顧客資産相談業務・損保顧客資産相談業務から選ぶ形で、受検手数料は学科5,700円・実技6,000円(非課税)と、きんざいの2級のページに書かれています。
受ける日を決めるときは、勉強時間から受ける日の目安を出す計算で、平日と休日に使える時間から、受ける日の目安を出せます。入れた数字はどこにも送りません。結果は目安です。
まとめ
- FP2級の受検資格は4つ。3級の合格・2年以上の実務経験・AFP認定研修の修了・金融渉外技能審査3級の合格のどれか1つ
- 3級を飛ばせるのは、実務経験が2年以上あるときか、AFP認定研修を修了したとき(金融渉外技能審査3級の合格者も)
- 実務経験は自己申告で、通算2年以上。当たるかは自分で判断する
- 迷うときは、3級に合格してから2級へ進むのが確かめやすい道
出典
- 日本FP協会「2級・3級ファイナンシャル・プランニング技能検定(資産設計提案業務)試験要綱」(2026年7月1日)(2026年10月29日に確認)
- 日本FP協会「2級FP技能検定 受検資格『実務経験』について」(2026年10月29日に確認)
- 日本FP協会「AFP認定研修について」(2026年10月29日に確認)
- 日本FP協会「FPの資格と検定の種類」(2026年10月29日に確認)
- 金融財政事情研究会「FP技能検定2級」(2026年10月29日に確認)
- 金融財政事情研究会「受検資格」(2026年10月29日に確認)
書いた人
合同会社HSコンサルティング
資格の試験の日程・受験料・受け方を、試験の実施団体や国・自治体の資料で確かめてまとめています
この記事の下書きと事実の確かめに AI を使い、出典の公式ページと突き合わせています。公開するかどうかは当社が判断しています。


